HITOTZUKI

Mural Decode – aware of dogma 2020

2020
32×32×2.5cm
キャンバスにペイント

HITOTZUKIは、リズミカルで力強いラインを描くKamiとシンメトリーなモチーフを繊細な色彩で描くSasuによるアーティスト・ユニットです。それぞれにソロとして活躍していましたが、1999年より共同制作をスタートさせ、初期はアメリカのストリートアートの代表的なムーブメントの1つ「Barnstormers」で活動。ヨーロッパ各国のミュラルムーブメントの発展に参加し、2004年イギリス URBIS美術館にて開催された「Ill Communication Ⅱ」に出品。その後日本においてもオルタナティブスペース「大図実験」への参加をはじめとし、2005年には「X-COLOR / Graffiti in Japan」(水戸芸術館現代美術センター)、2010年には「六本木クロッシング:芸術は可能か?」(森美術館)に出品しています。また台湾やベトナム等、アジア各国においても壁画を制作。世界各国のストリートアートの第一線に壁画表現を開拓し、いずれも高い評価を得ています。
HITOTZUKIはこれまで、公共空間のルールやストリートカルチャーのコミュニティーの価値観などをめぐる様々な状況に対し、対話と交渉を続けることによって自らの表現を練り上げてきました。また描かれるモチーフは、二人の生い立ちや、関わりを持った文化からの影響を綿密に取り入れて生み出されたアイデンティティーの象徴であり、壁画制作のプロセスは、身体を使いフリーハンドで壁に直に描き進めて行くアクション的な行為を通じて壁画として記録されます。

SOLD OUT

シェアする
トップに戻る