
Hikaru Takata
SUKIMA 139
2020
エディション1/3
59.4×42×3cm
アクリルパネル
東京の街を見渡すとその各ヶのビル群にはほぼ均一化された隙間が存在することに気づ来ます。こうした隙間は日本の法律や地理が産んだ特有の景色で、世界の他の地域と比べてみてもそれは異質な隙間です。その多くはプライベートとプライベートを仕切る区間に発生しており、なおプライベート空間ですが多くの場合、空間利用が十分になされていません。こうした内空間を一時的に借用、盗用し、公共性の象徴として遊具のブランコを設置、使用することで、都市と建築の新しい可能性を示唆します。またこの簡易ブランコは入手の簡単な結束紐とスチール天板との組み合わせで製作されており、誰でも実践することができます。